2023年5月7日3 分

GWでも人が少ない世界自然遺産の場所で楽しんできました!【屋久島世界遺産の森あるきガイドツアー】

東京から来られたSさんご家族と世界自然遺産の森をあるく西部林道ガイドツアーに行ってきました。

この日はGW! 屋久島の主要な場所だと大混雑の日なのですが、ほぼ貸し切りの静かな森を楽しむことができました。

まずはSさんの宿泊先の永田で待ち合わせ。近くには屋久島で一番有名な砂浜、いなか浜があります。

真ん中の岩がウミガメに見えませんか?

いなか浜はアカウミガメが日本で一番上陸する場所です。

永田地域は商業施設は何もない場所なのですが、屋久島の中でも夕日、ウミガメ、星空観察など自然に親しむことができる場所です。

西部林道(世界自然遺産)の森に足を踏み入れるとセンダンの花がたくさん落ちていました。

今回歩くところは、亜熱帯性から照葉樹の森。

雑誌で紹介されるような屋久杉や苔むした森ではありませんが、世界自然遺産に登録された貴重な森です。

屋久島では多様な森を観察することができます。

亜熱帯性植物の代表「ガジュマル」。気根と呼ばれる根っこをのばして生長します。

中に入り、木の大きさを体感してもらいました。

途中、きれいな川で休憩。水を触ったり、顔を洗ったり気持ちが良いです。

屋久島では大概どこの川でも水が飲めるぐらい透き通っています。

この日はたくさんのヤクシカに出会うことができました。

角があるのがオスジカ。こちらは立派な大人です。屋久島のシカは小さめ。

世界自然遺産の森のため、ヤクシカも守られています。その為、シカ達もリラックスモード。

ある程度の距離をおいて、音をたてなければよく観察することができます。

動物を観察するのは面白いですよ。

首に発信機をつけたヤクシカ。屋久島はシカやサルの研究場所としても有名です。

その後ろにはシカがいました。

アブラギリの花もたくさん落ちていました。ほのかに香りがありました。

海まで下りてきました。大きな花崗岩の岩がゴロゴロ。

このような景色は珍しいとSさんに言っていただけました。

川が流れていて、夏場であれば水遊びもできます。

アスレチックコースのようにつる植物をよけながら帰ります。

今回、森の中ではヤクシマザルを見ることができませんでしたが、帰りの道沿いで見ることができました。

私は運転中だったので写真をとれませんでした。この写真は別の日に撮影したものです。

GWですが、他の登山者に会ったのは二組だけでした。こだわりがなければひと気の少ないコースで楽しんで見るのも良いのではないでしょうか?

他にも繫忙期でも混まないコースとしてヤクスギランドのコースがおすすめです。

屋久島自然学校の世界自然遺産の森をあるくガイドツアーはこちら。

余談ですが、帰り道、きれいな虹を見ることができました。

雨が多い屋久島は、虹をよく見ることができますよ。