神奈川県から来られたSさんご夫婦と屋久島黒味岳のトレッキングツアーに行ってきました。
Sさんは屋久島3度目?のリピーター様です。感謝!
黒味岳は九州百名山でとっても素晴らしい山なのですが、他にも有名なところ(縄文杉やもののけ姫のモデルで有名な白谷雲水峡など)がありすぎてなかなか行く人が少ないので残念です。
折れてしまった大きな屋久杉。右の方が折れてしまった幹の部分。
写真では伝わらないかもしれませんが大きいです。
水面が鏡のように美しい淀川。屋久島の川は急流ですが、ゆるやかな流れで淀んでいる?のが特徴。
この時期は屋久杉に着生した植物(ナナカマドやマルバヤマシグレなど)が紅葉しています。
足元のふわふわしたコケ。コケをいっぱい見たい人は白谷雲水峡へ。
枝の隙間から見たトーフ岩。この角度だとまだ豆腐の形には見えません。
紅葉したマルバヤマシグレの葉っぱ。屋久島の固有変種。太陽に透かして見るとピンク色に見える美しい葉っぱです。
トーフ岩を横からみたところ。皆さんには豆腐に見えますか?丸い豆腐を包丁で切ったような。
途中の展望所からみた黒味岳。Sさん「まだあんなに遠いんだ~」とショックを受けていましたが、ここから一時間ちょっとぐらいです。
日本庭園のような高層湿原「小花之江河」。日本最南端。
小花之江河から見たトーフ岩。
紅葉する代表的な樹木・ナナカマド。屋久島では屋久杉によく着生しています。
小花之江河よりも大きな高層湿原「花之江河」。昔はシャクナゲなどの花が多く見られたのかもしれませんが今は多くはありません。
江戸時代の物と思われる石祠。屋久島の奥の山は(奥岳と呼ばれる)神々が住む領域とされています。
屋久島を代表する花・ヤクシマシャクナゲの蕾。
ヒメウメバチソウの花。屋久島の固有品種。屋久島の厳しい環境の高地で矮小化した植物。
眼下には運動場のような花之江河。
見上げると黒味岳の山頂が近づいてきました。ここまで来るとあと少し!
山頂の岩と記念撮影。実物はもっと大きい感じがするのですが、写真を撮るのは難しい。
山頂付近は残念ながら雲が多かったです。ちなみにこの後、夕方には大雨が降りました。
登山中は天気がもってくれたのでラッキーでした。
昼食を山頂で食べて、周りの景色を楽しんでいただきます。
この日は山頂には私たちの他に若い男性一人。
屋久島でも穴場のところに行くと人が少なくていやされます。その後もすれ違った登山者が数名。
だんだん周りはうすくガスがかかってきて・・・。大きな花崗岩の岩がとても目立ちます。
自然のオブジェのように美しい白骨化した屋久杉。
体力のあるSさんご夫婦だったので想像よりも早い時間に下山。帰りに紀元杉にも立ち寄ってきました。
推定樹齢3000年の屋久杉。
個人的にはこの屋久杉見ておけば縄文杉見なくてもいいかな~と思ったりもします。近くでみることもできますし。
Sさん何度も屋久島にお越しいただきありがとうございます。
ご案内できる有名な場所がなくなってきましたが、ご相談いただければ穴場にご招待しますのでまた来てくださいね。
撮影日:11月11日(この日は暖かったですが18日現在寒くなってきました)
屋久島自然学校の黒味岳トレッキングガイドツアーはこちら。
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