先週は2回、世界自然遺産(西部林道)の森あるきガイドツアーに行ってきました。
改めてなかなか良いコースだな(自画自賛で恐縮です)と感じたのでご紹介させていただきます。
先週は雨雲が山にかかり、山の上は雨の日・濃霧が多かったのですが麓の方はそれほど悪くはなかったです。
また、世界自然遺産地域の西部林道コースは屋久島の中でも降水量の少ない所です。
こちらは途中立ち寄った屋久島永田のいなか浜。ウミガメの産卵地で有名なところです。
この日は青空と雲がとてもきれいでした。
家族でビーチコーミング。子供はきれいな景色を見るよりも探したり採ったりすることが好きです。
きれいな貝殻をたくさん拾うことができました。
世界自然遺産の森の中に入り、河原で休憩中。水を触ったり、なにかお父さんが見つけていました。
河原で見つけたのはサワガニでした。元気がなく、簡単に捕まえることができました。
根っこ(気根)がすごいガジュマルの木。小さな子供は根っこの隙間に入ることができます。
大人が入ることができるガジュマルの木もあります。
実りの秋ということもあり、地面にはキウイフルーツの仲間・シマサルナシの実(表面の毛が少なく、大きさは3cmぐらい)がたくさん落ちていました。
名の由来はサルが食べるナシ?のような果実の意味です。ちなみに人間も食べることができます。
その他にもリュウキュウマメガキの実も落ちていましたが、こちらは渋く食には適していないようです。
天然のブランコ。子供だけでなく、お母様も楽しいそうに乗っていただけました。
実はこの西部林道、今でこそ世界自然遺産地域ですが、昔は人が住んでいた場所で一升瓶がたくさん転がっています。(島の男性はお酒好き!)
よく見ると一升瓶のなかにシダ植物が生えています。
どこにヤクシカがいるか分かりますか?最初は気づかなくて思わず声をあげてしまいました。
シカさんも雨風のしのげる場所で休憩していたりします。
白いおしりが良く目立ちます。この他にも森の中ではなく、道路沿いでたくさんのヤクシマザルを見ることできました。
西部林道はヤクシマザルやヤクシカを見るのには一番適した場所です。
大きな岩屋。雨の日はこんなところで休憩できます。
森を下っていくと海岸までたどりつき、こちらが本日の目的地。
このような場所でお昼ごはんを食べました。森と川と海を同時にみることができる場所です。
世界自然遺産の森が広がっています。屋久島の約5分の1が世界遺産のエリアでどこででもこのような景色が見られるわけではありません。
海の方をみると遠くに口永良部島。人口はおよそ100人の活火山の島。
この日は最高気温が22度。日差しを浴びると暑く、少しだけ水遊びをしました。
あんまり水遊びをするとたいがい転んでびしょ濡れになります・・・。
5歳の女の子も頑張って歩いて(途中、お父さんに抱っこされながらも)、お父さんお母さんも喜んでいただけました。
動物が見られたり、遊ぶ要素のある世界自然遺産の森を歩くコースは子供連れの方にはおすすめのコースです。(山だけ歩くのは子供たちが疲れてしまいますよ)
ちなみに夏は虫などが多いので秋から冬にかけてが意外とおすすめだったりします。
屋久島自然学校の世界自然遺産の森あるきガイドツアーはこちら。
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