東京から来られたSさんご家族と世界自然遺産の森をあるく西部林道ガイドツアーに行ってきました。
この日はGW! 屋久島の主要な場所だと大混雑の日なのですが、ほぼ貸し切りの静かな森を楽しむことができました。
まずはSさんの宿泊先の永田で待ち合わせ。近くには屋久島で一番有名な砂浜、いなか浜があります。
真ん中の岩がウミガメに見えませんか?
いなか浜はアカウミガメが日本で一番上陸する場所です。
永田地域は商業施設は何もない場所なのですが、屋久島の中でも夕日、ウミガメ、星空観察など自然に親しむことができる場所です。
西部林道(世界自然遺産)の森に足を踏み入れるとセンダンの花がたくさん落ちていました。
今回歩くところは、亜熱帯性から照葉樹の森。
雑誌で紹介されるような屋久杉や苔むした森ではありませんが、世界自然遺産に登録された貴重な森です。
屋久島では多様な森を観察することができます。
亜熱帯性植物の代表「ガジュマル」。気根と呼ばれる根っこをのばして生長します。
中に入り、木の大きさを体感してもらいました。
途中、きれいな川で休憩。水を触ったり、顔を洗ったり気持ちが良いです。
屋久島では大概どこの川でも水が飲めるぐらい透き通っています。
この日はたくさんのヤクシカに出会うことができました。
角があるのがオスジカ。こちらは立派な大人です。屋久島のシカは小さめ。
世界自然遺産の森のため、ヤクシカも守られています。その為、シカ達もリラックスモード。
ある程度の距離をおいて、音をたてなければよく観察することができます。
動物を観察するのは面白いですよ。
首に発信機をつけたヤクシカ。屋久島はシカやサルの研究場所としても有名です。
その後ろにはシカがいました。
アブラギリの花もたくさん落ちていました。ほのかに香りがありました。
海まで下りてきました。大きな花崗岩の岩がゴロゴロ。
このような景色は珍しいとSさんに言っていただけました。
川が流れていて、夏場であれば水遊びもできます。
アスレチックコースのようにつる植物をよけながら帰ります。
今回、森の中ではヤクシマザルを見ることができませんでしたが、帰りの道沿いで見ることができました。
私は運転中だったので写真をとれませんでした。この写真は別の日に撮影したものです。
GWですが、他の登山者に会ったのは二組だけでした。こだわりがなければひと気の少ないコースで楽しんで見るのも良いのではないでしょうか?
他にも繫忙期でも混まないコースとしてヤクスギランドのコースがおすすめです。
屋久島自然学校の世界自然遺産の森をあるくガイドツアーはこちら。
余談ですが、帰り道、きれいな虹を見ることができました。
雨が多い屋久島は、虹をよく見ることができますよ。
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