色々な草花を求めて、ヤクシマシャクナゲにも出会えた【屋久島黒味岳登山ツアー】

June 28, 2019

久しぶりに屋久島の黒味岳に登ってきました。例年であればヤクシマシャクナゲを目当てに登りに行くのですが、今年は道路の通行止めや休みがなかなか合わず登りに行くことができませんでした。

 歩き始めてすぐに巨木に出会えるのが屋久島のすごいところ。

清々しい朝の大気を吸いながらのトレッキングはとても気持ちが良いです。 

 足元を見ながら歩いているとフタリシズカの花が咲いていたり。

 屋久杉の実生を見つけたり、いろいろな発見があったりします。

 時には見上げてみるのも面白く、こちらはツガの大木。

35分ほど歩くと世界自然遺産登録地域の中に入っていきます。屋久島全部が世界自然遺産ではなく、屋久島の約5分の1ほどです。

ちなみに今回の黒味岳コースは約8割が世界自然遺産のエリアですが、有名な縄文杉コースは最後の30分が世界自然遺産のエリアとなっています。

山と森を楽しむのであれば実は縄文杉コースより黒味岳登山コースがおすすめです。

 淀川。まるで川が流れていないような透明度です。

1000年以上は生きているであろう屋久杉。まだ名前はありません。屋久島以外の場所にあればご神木ですが、屋久島の人は大きな木を見慣れてしまっているようです。

こちらはまた違う大きな屋久杉なのですが、大きなこぶが特徴的です。

屋久杉以外の樹木も巨木になります。こちらはモミの木。すでに枯れてしまっていますが枝先や幹には違う植物が引っ付いて生きています。このような現象を着生と言います。

 ふわふわの苔を触ってみるのも気持ちが良いです。

 アセビの新芽。最初は赤い色をしていたりします。

 高盤岳の〇〇岩。皆さんならどのような名前をつけますか。右上には月が見えていました。

黒味岳展望台からの眺め。目指す黒味岳は左上の山です。遠く見えるかもしれませんが意外と歩けるものです。

 高層湿原の小花之江河。突然、このような湿原が現れたりします。

 お坊さんの頭の形に見立てたヤマボウシの花。

屋久杉の白骨樹。積雪(このあたりでは1m以上)や強風などの厳しい環境のためこのような姿になってしまいます。 

数百年前に作られたであろう花之江河のほこら。屋久島では岳参りという山岳信仰がいまでもあり、山は神様の領域だったりします。

花之江河によく咲いているコケスミレ(屋久島の固有変種)。小さすぎて(花の大きさは数ミリ)気づかない人もいると思います。

こちらも小さ目の植物、コバノフユイチゴ。秋には赤い果実をつけてくれます。

 今回の目的、ヤクシマシャクナゲ。時期的にはもう終わりですが出会えただけでうれしいです。

 オオセンチコガネ。青緑色の光沢が美しいですが糞虫です。

パンケーキのようなキノコ。

ヒメコナスビの花。標高が高いので矮小化した植物が多いです。

 ヤクシマニガナ。派手さはないですが屋久島の固有種。

ヒメコイワカガミの花。こちらも屋久島の固有品種。葉っぱが鏡のように光沢があります。本州で見られるイワカガミに比べてとても小さいです。

 ちょっと遠めに咲いていたヤクシマシャクナゲ。

 今回見られたヤクシマシャクナゲは数株程度でした。

 山頂も近くなり、見下ろしてみると花之江河の高層湿原が良く見えます。山の真ん中にグランドのような平地があるのが本当に不思議で自然のすごさを感じます。

山頂までもうちょっと岩の上に人がいるのが、分かりますか?

 無事、黒味岳山頂に到着。

遠くに見える山が屋久島最高峰の宮之浦岳1936m。知らない人も多いですが九州最高峰でもあります。屋久島は山が高いのが大きな特徴です。

 山頂付近にも大きな岩が所々で見られます。ちなみに花崗岩です。

 この日の登山者は数組ぐらい。人の少ない穴場のコースです。

帰り道では数センチ程度のカエルを見つけたり。 

ヤクシマザルとも出会うことができました。

思わず目が合ってしまい臨戦態勢。少しドキッとしてしまいました。

多くの花や生き物にも出会うことができた見所の多い屋久島黒味岳登山でした。

ぜひ、山がお好きな方は遊びにお越しください。 

 

 

 

 

Please reload

最新記事