「植生の変化と高山植物を楽しむことができる九州百名山!」屋久島黒味岳環境学習ツアー風景写真
毎年来てくれる自然系の専門学生達と9月の始めに黒味岳1831m(九州百名山)に行ってきました。
屋久島は良いところがありすぎて有名ではないかもしれませんが、標高による植生の変化(垂直分布といい世界自然遺産の登録理由の一つになっています)と高山植物を楽しむことができる山です。



盆栽のような屋久杉や苔むした景色は自然が創り出した庭園のようで美しいです。

この辺りから高山植物がよく見られるようになってきます。
屋久島の固有種や変種が多いです。


今年発表された論文で話題となった植物。
今までは、ヤクシマコオトゴリの一種だと思われていましたが、九州大学の先生などにより、外見は非常によく似ているものの進化的起源が異なる2種類のオトギリソウ属植物を発見し、新種「ヤエダケオトギリ」と新変種「ヤクシマオトギリ」として発表されました。
屋久島に未発見の植物種がなお存在することを示すとともに、遺伝解析による隠れた生物多様性の解明が生物多様性保全に重要であることが示されました。

登山道脇で見られます。間違って触ってしまうととても痛いです。

ちなみに一寸は約3cm。
屋久島で見られる高山植物はどれも小さいものが多いです。(矮小化した植物)
シカの影響が大きいと言われています。

シャクナゲの実のようにも見えますが、実ではありません。


シダのような葉っぱをもっています。

黒味岳の山頂の大きな花崗岩。屋久島は花崗岩が隆起した島です。


お弁当を食べる場所を探していたら見つけたヤクシマフウロ。

この日はとても風がつよく山頂にはあまりいられませんでした。

この日、黒味岳に登ったとは私たちの他に二組だけです。

学生さんがクロミちゃんを持ってきていたので写真を撮らせてもらいました。なるほど~。
この日は雨も降り、コンディションも良くなかったのですが、山頂まで登れた達成感と高山植物を見ることができた喜びを感じることができました。
参考までに歩行時間およそ8時間、歩行距離:10.5kmですのである程度の体力が必要なコースとなります。
植物や山登りが好きな人におすすめのコースです。
屋久島自然学校の黒味岳登山ガイドツアーはこちら。



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