屋久島で映画もののけ姫の舞台として有名な「白谷雲水峡」の読み方は? 名前の由来は?
- 屋久島自然学校
- 6月3日
- 読了時間: 2分

屋久島に住んでいると当たり前のように感じてしまいますが、「白谷雲水峡」を読めない人が意外と多いようです。
「白谷雲水峡」は「しらたにうんすいきょう」と読みます。
これだけでは味気ないので、白谷雲水峡の名前の由来もご紹介いたします。
白谷雲水峡の入口付近の石碑には以下のような言葉が刻まれています。
白谷雲水峡の由来
「この地 白谷は雨多く 天然の樹木 樹海となって 広がる
時に樹層をぬって 白雲湧き出て 屋久杉 樅(モミ)、栂(ツガ)の巨木をおおいて
その梢 天をついて見ゆ
ほとばしる清水 谷にいでて渓流となり ところに静寂のよどみをつくる
時に岩を食む清流は 白玉を散らす
げにここは 雲と 水と 樹の地なり
誰れ言うとなく 「白谷雲水峡」と呼ぶ」
「言い得て妙」白谷雲水峡の景色をうまく表現している文だと思います。
コケの事に触れられていないのが残念ですが、コケの事が入るとややこしくなりそうですね。




一方、対をなす屋久島の森を楽しむことができる「ヤクスギランド」の方ですが、こちらも趣のある名前に変更してもらいたいものです。

すばらしい屋久杉の森を体感することができる場所なのですが、名前で誤解させてしまっているようです。

どちらも素晴らしい森ですのでどっちも見てもらいたいところです。
屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーはこちら。ヤクスギランドツアーはこちら。
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