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雪が舞う氷の世界/屋久島宮之浦岳登山情報


2月27日屋久島最高峰1936mの宮之浦岳に登ってきました。

登山口付近(標高約1300m)の気温は1度。天気は曇り、風がほとんどないせいかそれ程寒くない一日でした。日帰りの登山者が3名、縦走の登山者が10名程です。

登山道沿いには、驚くほど多くの霜柱が見られました。中には5cmを超すほどの大物も。

(霜柱とは冬季など氷点下になる時に、地中の水分が毛細管現象(毛管現象)によって地表にしみ出して柱状に凍結したもの。ウィキペディアより)

花之江河にて(標高約1700m)。標高が上がるにつれて所々で氷が見られました。ここでは、すぐに割れるほどの薄い氷でしたが・・・

投石平からの展望(標高約1800m)。夏のような青々として緑ではなく、冬らしくグレーがかった景色です。

氷柱も多く見られて、直径5cmを超えるような大きなものもありました。

投石平を過ぎたあたりから数か所凍結した場所があり注意が必要です。

なんとかアイゼンを使わずに通過することができました。写真の凍った部分が登山道ですよ。

カチカチです。

山頂付近にまで生息しているヤクシカ。厳しい冬を乗り越え、雪がなくなり、どこかゆったりしているようにも見えました。気のせいかな?

山頂付近の景色・翁岳。花崗岩の岩がたくさんゴロゴロしています。何回見ても素晴らしいです。

面白い形をした岩もちらほら。何に見えますか?脳みそ・・・ボブサップの頭?

通称げんこつ岩(写真中央)。げんこつの半分は崩れ落ちてしまいました。

ヤクザサに覆われた見通しの良い道を登っていきます。気持ちの良い道です。

山頂に到着!長い行程なので達成感があります。

山頂からの景色。永田岳方面。谷筋には少し雪が残っていますが、ほとんどありません。

時々、粉雪が舞い、とても幻想的な世界を味わうことができました。

上着に降り積もった雪をよく見ると雪の結晶が!冬は冬なりの感動を与えてくれる登山でした。

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