大阪から来られたKさん親子と屋久島世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーに行ってきました。
まずは日本の滝百選にも選ばれている大川の滝に寄り道。
落差88mもある大きな滝で見応えがあります。
近くまで寄れるのが良いところです。エメラルドグリーンの滝つぼもすぐそこ。
水しぶきをあびるのがとても気持ちが良いです。
西部林道に向かう途中の眺め。右下には神様が降り立つ場所「立神岩」。
世界自然遺産の森の中に入るとさっそくヤクシカのお出迎え。
近づくと逃げてしまうのでこれぐらいの距離感ですが、自然の姿を観察することができます。
亜熱帯性の着生植物シマオオタニワタリ(シダ植物)が岩の上に着生しています。
こちらはガジュマルの木にシマオオタニワタリが着生しています。
ガジュマルの気根が岩を覆っています。
時には他の木にも巻き付くので締め殺しの木も呼ばれています。
清流で休憩をするのも涼しくて気持ちが良いです。
時には見上げて樹冠を見ると鬱蒼としたジャングルチックな森を感じることができます。
大きな葉っぱの植物はクワズイモ。観葉植物などにも使われます。奥の岩の上にもヤクシカがいます。
船首のような大きな岩。
恐る恐るほかの大きな岩に登ってみると・・・(写真では分かりづらいですが怖いところです。)
世界自然遺産の森や山を眺めることができたり。
東シナ海の大海原をのぞむことができます。
終点の河原に到着。お弁当の時間です。上の2枚の写真は左上の岩から撮ったものです。
海の方を見ると口永良部島が見えます。今でも噴煙あげている活火山の島で人口100人ちょっと。
足をつけると疲れもとれますし、気持ちが良いです。
Kさんは食後に周りを散策中。のんびりとした時間が流れています。
童心にかえってつる植物にぶら下がったりもしました。
帰りは屋久島灯台に寄り道。教会みたいと言われるぐらい美しく、古い灯台です。(明治時代に点灯)
近くにはテリハノイバラの花が咲いていました。バラ科で鋭いトゲがあります。
灯台からの眺め。屋久島の成り立ちがよくわかる場所です。(屋久島は白い花崗岩が隆起してできた島です。)
うみがめの産卵地で有名な屋久島いなか浜にも立ち寄りました。
天気が良すぎてこの日は暑過ぎ。あまり長くいることができませんでした。
Kさん達は夜うみがめの観察に行くようです。見れたかな?
今回は屋久杉の森とは違う亜熱性のジャングルチックな森をを体験していただきました。
屋久島世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーにご参加いただきありがとうございました。