ヤクシマザルの縄張り争いを間近でみることができた！【屋久島世界自然遺産アニマルウォチングツアー】

神奈川県から来られたIさん、Oさんと世界自然遺産の森をあるくアニマルウォチングツアーに行ってきました。

名の通り、世界自然遺産の森を歩きながらヤクシマザルやヤクシカの観察を楽しむコースです。

サザンカの花が咲いていました。野生のサザンカは白い花を咲かせます。

早速、オスジカに出会うことができました。

望遠レンズを持参してきたIさんは撮影する気満々です。

岩の上に樹木が覆いかぶさっています。

きれいな川沿いを歩いていきます。川の音を聞きながらのトレッキングは気持ちがよいですよ。

仲の良さそうなヤクシカ達。シカ密度の高いこの場所ではオスジカでも群れることがあります。

気根がすごいガジュマルの樹

おおきなクワズイモの葉っぱ。傘替わりにもなる大きさです。

古いコカ・コーラの瓶、デザインが秀逸です。

昔の人たちの痕跡をみることができます。

ヤクシマザルの群れに遭遇。

縄張り争いの風景を見ることができました。私たち人間は目に入っていないかのような白熱したバトルで怖いぐらいの大迫力！

森の中を下りていくと気持ちのよい海岸に出ることができます。

ここで撮影タイムとお昼ご飯。とても気持ちの良い場所です。

遠くに見える島は口永良部島。「緑の火山島」と呼ばれる人口が85人ぐらいの秘境の島です。

アクティブなOさんはあっという間に海岸に。

大きな花崗岩の岩がゴロゴロ転がっています

山の方を見ると世界自然遺産の森が広がっていて、人工的な物は何もありません。

雄大な自然を独り占めできたような幸せな感覚に包まれます。

近くには川が流れていて、暑い時は川に足をつけることができます

大岩で記念撮影

屋久島の川は本当にきれいです。

五右衛門風呂の跡

クワズイモとくねくねつる植物

ひょうきんなOさん、楽しんでいただけて幸いです

ハート型の花弁はサザンカの花

センリョウの赤い実

着生植物のオオタニワタリ

キスをしているようにも見えますが毛づくろい？残念ながらオスジカ同士です。

サルノコシカケの一種で固いキノコです

亜熱帯性の樹木アコウ

冬でも実をつけてくれるサルにとってはありがたい樹木です。

帰る途中、時間があったので秘密の自称プライベートビーチへ。

遠くに見える島は「薩摩硫黄島」。噴煙を上げているのが時々見られる火山島です。

このような写真がとれるのが良いですね。

今回ご紹介したコースは、標高が低いため、冬場でも積雪がなく、寒さが穏やか、嫌な虫なども少なくなる冬の時期が一番おすすめだったりします。

12月～2月にメインのコース以外にこちらのコースを選んでいただくと森の違いなども知ることができてメリハリのある旅行を楽しんでいただけるのではないかと思います。

もしくは、積雪で山の上のほうに行けなかった時（大きな寒波が来た時に積雪で山に登る道路が通行止めになることがあります）に検討していただると良いと思います。

屋久島自然学校の世界自然遺産の森をあるくアニマルウォチングガイドツアーはこちら。