現地ガイドが教える屋久島の登山・トレッキングにおすすめの服装

最終更新: 5月22日


屋久島に住んで20年のガイドが屋久島の登山・トレッキングにおすすめする服装や装備をご紹介いたします。

まず、最初に重要なのは屋久島は皆さんが思っているほど南の島ではありません。

鹿児島の南端から約60kmほどで、鹿児島からは近く、気候的には鹿児島に似ています。

(ちなみに鹿児島市から沖縄那覇までは660km。東京~大阪間で400km。)

とは言っても人が住んでいる麓は亜熱帯性の気候で沖縄以外の地域と比べて暖かいです。

しかし、多くの方が訪れる屋久杉の森は標高の高い山の上で冬には雪が積もります!

観光客の方を見ていると雪が積もることに驚かれる方が多いようです。

人気のスポット白谷雲水峡で標高が600m~1000m。縄文杉コースは標高600m~1300mです。

気温は麓よりも白谷雲水峡で5度、縄文杉コースで8度ほど下がります。

つまり、高い山を有する屋久島は非常に気温差が大きいところです。

その為、気温に合わせて脱いだり、着たりする重ね着が重要です。

屋久島登山の基本スタイル

肌着(ベースレイヤー):汗をすばやく吸収し、発散させて肌をドライに保つことが重要。速乾性のある化学繊維のものが良い。

紫外線・日焼け・虫刺され予防に薄手の長袖がおすすめ。

  • 屋久島は紫外線が強い。

  • 山の方は意外と虫は少ない。


頭部(帽子):紫外線防止や頭部の保護のためあった方が良いですが、コースによっては森の中を歩くので必要ないことも。また、つばの大きすぎる帽子は視界が狭くなり、頭をぶつける方が意外と多いです。


トレッキングパンツ:動きやすく速乾性のある化学繊維のもの。ジーパンなどは濡れてしまうと重く乾かないのでNG。見た目を気にしなければジャージなどでもOK。短パンや山スカートをはく人は下にトレッキング用のサポートタイツをはくのがおすすめです。


ストック:転倒の防止・バランス保持や衝撃を低減する役割があります。体重のある方・膝に心配がある方は必需品。山登りは登りよりも下りが辛いことも。縄文杉コースでは膝がガクガクと笑ってしまう人もいます。


春や秋、少し肌寒い時の登山スタイル

トレッキングシューズ:防水、透湿性のあるトレッキングシューズは多少の悪天候や悪路にも対応しながら快適に登山を楽しむことができます。スニーカーは滑りやすいのでおすすめしません。

縄文杉コース白谷雲水峡コースなどでは柔らかく履きやすいトレッキングシューズがおすすめです。宮之浦岳などの本格的な登山をする方は別ですので注意しましょう!


中間着1(ミドルレイヤー):フリースなどが保温力があり乾きやすいのでおすすめ。有名なアウトドアブランドの品でなくても大丈夫です。


中間着2(ミドルレイヤー):キャンプツアーなど宿泊と伴う登山をする場合には軽くて暖かいダウンがあると良いです。夜間は思いのほか冷え込みます。ダウンは雨に弱いのが難点。屋久島は雨が多いので歩行時には向かないかもしれません。また、重ね着しやすいように薄手のダウンがおすすめです。


宿泊を伴う登山のスタイル

アウターレイヤー(レインウェア):アウターレイヤーにおすすめなのはレインウェア。雨から身を守ってくれるだけでなく、防寒着の役割も担います。屋久島は本当に雨が多い島ですので晴れの予報でも必ず持参しましょう!

お金があればゴアテックスの良いものが良いですが、ある程度しっかりしたもの(セパレートタイプで一万以上程度)であればゴアテックスでなくても大丈夫です。

ただし、数百円で売っているようなビニールカッパではまったく役に立ちませんので気をつけましょう。すぐに股の所など破れてみっともない姿になりますよ(笑)。また、透湿性がないのでカッパの中は汗でびしょびしょです。


屋久島ガイドからのアドバイス

  • お金をかけるなら登山靴とレインウェア。服装は綿ではなく乾きやすいものであれば安価なものでも可。

  • 歩き始めて身体が暑くなってきたら一枚脱ぎましょう!また、休憩の際は身体が冷えるので一枚羽織りましょう。これが逆の人が非常に多いです。面倒くさがらずに体温を調節するのが大切。

雨の時の登山スタイル

アウトドア用品は結構高価な物です。

もし、今後も登山やアウトドアを楽しむ予定がないのであればレンタル品を借りるのも一つの手です。


屋久島自然学校では登山用品のレンタルも取り扱っていますので必要な場合にはご予約ください。

当日、または前日に宿泊先に持参しますので手間がかからず便利ですよ。


レインウェア(雨具)上下セット 料金(一着):1日1200円、2日1600円


トレッキングシューズ(登山靴)

料金(一着):1日1200円、2日1600円


レンタルストック

料金(一本):1日600円、2日1000円


日帰り用ザック 23L又は30L(ザックカバー付き)

料金:1日1000円、2日1300円

登山用のザックはポケットがあったり、通気性

に優れた背面を使用したりと何かと快適です。ザックカバーも内蔵していますので、急な雨にも素早く対応することができます。


ちなみにザックの中の物も大きなビニール袋やジップロックなどで防水しておくと安心です。

屋久島はゲリラ豪雨のようなびっくりするような雨が降ることがありますよ。


もう一度言いますが、屋久島は非常に強い雨が降ることが日常的にあります。

全国の平均年間降水量1700mm、屋久島の麓4000㎜、山間部8000mm~10000mm。

ただし、一年中雨が降っているのでなく、一回で降る雨の量が非常に多いです。


追加情報

折り畳み傘

特に縄文杉コースに参加される方は重宝します。トロッコ道など雨が降ったり、止んだりちょっとした時に傘を差しながら歩いたり(夏季などは雨具を着るだけでも中が蒸れて暑いです)、昼食の際は雨宿りできる場所はほぼありません。その為、傘を差しながらお弁当を食べることにもなります。そんな時はお弁当を行動食だと思って、休憩の度におにぎり一個食べたりする方がおすすめです。


万全な服装と装備で屋久島の自然を楽しましょう!


屋久島ガイドツアーの一覧はこちら。



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